オトナの教養 週末の一冊

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2025/04/30 池田 瞬
ゴールデンウイークが今年も始まった。飛び石連休になるが、ある程度まとまった時間を手にできる人も多いだろう。ゆったりとした時間の中で自分の生き方を冷静に見つめるのに参考になりそうな3冊を選んでみた。
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『「蔦重版」の世界 江戸庶民は何に熱中したか』鈴木俊幸氏インタビュー
2025/04/26 足立倫行現在NHKで放映中の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、「江戸のメディア王」と呼ばれる書物の版元・蔦屋重三郎(以下蔦重)の波乱に満ちた生涯を描いている。『「蔦重版」の世界 江戸庶民は何に熱中したか』(NHK出版新書)は、ドラマの考…
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2025/03/29 池田 瞬
3月の下旬となり春もすぐ近くになってきた。卒業や入学、入社、 異動、定年など生活が変わる時期である。世の中を見ると国内外とも政治や経済面で様々な動きが続いている。 春の新たな変化や挑戦という切り口でこの時期に読んでみたい3冊を紹介する。
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『現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす』島村恭則氏インタビュー
2025/03/22 足立倫行『現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす』(創元ビジュアル教養+α)は、関西学院大学教授の島村恭則さん(世界民俗学研究センター長)が、21名の若手・中堅研究者と共に身近な67の「不思議」を図解入りで取り上げた現代民俗学の入門書。
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『はじめての近現代短歌史』髙良真実氏インタビュー
2025/03/08 足立倫行髙良真美さんの『はじめての近現代短歌史』(草思社)は、タイトル通りに、明治から令和までの120年間の代表的短歌を論評した、約330ページに及ぶ大部の本である。しかも著者は、昨年11月の発行時点で27歳という若い女性。まずは執筆の動機と年齢…
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『力道山未亡人』細田昌志氏インタビュー
2025/02/02 足立倫行『力道山未亡人』(小学館)は、スーパーヒーローに21歳で嫁ぎ、半年後に力道山が刺されて死亡したため、五つの会社と莫大な負債を継いだ未亡人、田中敬子の波乱の半生を描いた労作である。
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2025/01/03 池田 瞬
石破首相が誕生し、トランプ氏が米国の次期大統領に選出されるなど年後半に変化が目立った2024年。ビジネス・経済面でも新たなうねりが生じている。25年はこれら動きが具体化する。世の中の変化にどう対応するか。参考になる3冊を選んでみた。
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2024/12/29 Wedge ONLINE編集部
皆さんは今年本を何冊読みましたか? 忙しいとなかなか読書の時間も作れませんが、年末年始は読書時間を作るチャンス。2024年にamazonで売れたウェッジブックスの書籍ベスト10をご紹介します。
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『熊楠さん、世界を歩く。──冒険と学問のマンダラへ』松居竜五氏インタビュー
2024/12/28 足立倫行粘菌研究で知られる熊楠は世界を股にかけた行動的な学者だったが、終生野にあって学問的著作が少なく、その割に研究分野が広大で、しかも奇行が多く、「奇人・変人」「天才・超人」と見なされがちだった。実像が非常に掴みにくい人物だったのだ。
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『ドラマで読む韓国 なぜ主人公は復讐を遂げるのか』金光英実氏インタビュー
2024/12/07 足立倫行『ドラマで読む韓国 なぜ主人公は復讐を遂げるのか』は、韓国のソウルに1996年以降30年近く在住し、韓国ドラマや映画の字幕翻訳を手がけてきた金光英美さんが、ドラマの背景にある「韓国の素顔」に迫った本である。
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2024/11/02 WEDGE編集部
肌寒くなってきて、やっと衣替えをし始めているころでしょうか。読書の秋に、じっくり読むことができる本をセレクトしました。
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『神武天皇の歴史学』外池昇氏インタビュー
2024/10/26 足立倫行『神武天皇の歴史学』(講談社選書メチエ)はその神武天皇を、実在、非実在論争とは距離を置いて、史料を重視する歴史学の立場から検証を試みた労作である。
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『しっぽ学』東島沙弥佳氏インタビュー
2024/10/12 足立倫行ヒトはどうして「しっぽ」を失ったのか? 「しっぽ学」を唱える著者の東島沙弥佳さんは、『しっぽ学』(光文社新書)で、この新たな研究分野を試行錯誤しながら切り拓いてきた自らの歩みを開陳する。
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2024/10/05 WEDGE編集部
うだるような暑さも終わり、やっと夜空も澄んできたように思います。秋の夜長に、「サイエンス」本を読んでみるのはいかがでしょうか?
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