steps()
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構文
/* 様々な間隔 */
steps(2, end)
steps(4, jump-end)
steps(12, end)
/* 様々なジャンプ位置 */
steps(3, jump-start)
steps(3, jump-end)
steps(3, jump-none)
steps(3, jump-both)
引数
この関数は、次の引数を受け入れます。
<integer>
-
間隔または「段階」の等間隔の数値を表します。 2 つ目の引数が
jump-none
である場合を除き、0
より大きい正の整数でなければなりません。その場合、1
より大きい正の整数でなければなりません。 <step-position>
-
値間のジャンプが発生するタイミングを指定します。 省略した場合は、既定では
end
となります。 利用可能なキーワード値には、次のものがあります。jump-start
またはstart
-
アニメーションが始まるときに最初の段階が現れることを示します。
jump-end
またはend
-
アニメーションが終わるときに最後の段階が現れることを示します。
jump-none
-
最初のジャンプも最後のジャンプも現れないことを示します。
jump-both
-
最初のジャンプと最後のジャンプの両方が現れることを示します。
解説
steps()
関数は、アニメーションの再生時間を等間隔に分割します。
例えば、 steps(4, end)
はアニメーションを 4 つの等間隔に分割し、各間隔の終わりに値が変化します。ただし、最後の変化はアニメーションの終わりに発生します。
アニメーションに複数の区間がある場合、指定した数値は各区間に適用されます。例えば、アニメーションに 3 つの区間があり、 steps(2)
を使用している場合、合計 6 段階となり、各区間に 2 段階ずつ割り当てられます。
次の画像は、ジャンプが発生した際の様々な <step-position>
値の影響を示しています。
steps(2, jump-start) /* または steps(2, start) */
steps(4, jump-end) /* または steps(4, end) */
steps(5, jump-none)
steps(3, jump-both)
形式文法
例
steps() 関数の使用
以下の steps()
関数は有効です。
/* 5 段階で最後にジャンプ */
steps(5, end)
/* 2 段階で最初にジャンプ */
steps(2, start)
/* 第 2 引数は既定値を使用 */
steps(2)
以下の steps()
関数は無効です。
/* 第 1 引数は実数ではなく <integer> でなければならない */
steps(2.0, jump-end)
/* 段階の数値は正でなければならない */
steps(-3, start)
/* 段階の数値は 1 以上でなければならない */
steps(0, jump-none)
仕様書
Specification |
---|
CSS Easing Functions Level 1 # step-easing-functions |
ブラウザーの互換性
関連情報
- その他のイージング関数:
cubic-bezier()
およびlinear()
- 階段関数 (ウィキペディア)