GmailからFAQ用のメールを取得し、Google Sheetsに保存するGoogle Apps Scriptプロジェクトです。
# Google Apps Script CLI (clasp) のインストール
npm install -g @google/clasp- Google Apps Script API にアクセス
- 「Google Apps Script API」をオンにする
# Googleアカウントでログイン
clasp loginブラウザが開くので、Google Apps Scriptを使用するアカウントでログインし、アクセスを許可してください。
cd gmail-fetcher
pnpm install# 新しいスプレッドシートとバインドされたスクリプトを作成
clasp create --type sheets --title "Gmail Fetcher"Apps ScriptのIDを.clasp.jsonファイルに保存します。
{
"scriptId": "YOUR_SCRIPT_ID",
}Apps ScriptのIDは、以下の部分です。
https://script.google.com/home/projects/<Project ID>/edit
src/config.tsファイルを編集して、あなたの環境に合わせて設定を変更してください：
// 取り込みたいスレッドについているラベル名
const IncludeLabel = "お問い合わせ";
// 処理済みのスレッドに付けるラベル名
const ExcludeLabel = "processed";
// FAQ加工用ColabのURL（使用する場合）
const colabUrl = '<Your Colab URL here>';指定したラベルを取り込みたいスレッドに付与してください。
作成されたスプレッドシートに以下のシートを追加してください：
- FAQ: 取得したメールのスレッド情報を保存するシート
- processed: Google Colabで加工したデータを保存するシート
- ヘッダー行:
thread_link,thread_id,created_at,body
# TypeScriptファイルをコンパイルしてGoogle Apps Scriptにプッシュ
clasp pushclasp openでスクリプトエディタを開く- 必要な権限（Gmail、Sheets）を承認する
main関数を実行してテストする
- Google Apps Scriptエディタで
main関数を実行 - または、スプレッドシートのメニューから実行（
onOpen.tsで設定されている場合）
- Gmail APIには利用制限があります。大量のメールを一度に処理する場合は注意してください
- スプレッドシートの行数制限（最大1000万セル）にご注意ください
- 個人情報を含むメールを扱う場合は、適切なセキュリティ対策を講じてください