by kanda.motohiro@gmail.com in April 2018 released under https://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/legalcode
私が C++ を学ぶ間に、自宅で書き散らした、 C++ のコードサンプル。 私が他の場所で見たくなったときのために、 github に置く。
私は、参照がわからないレベルの初心者です。
コンパイラのエラーメッセージは、全部、読まないでいい。char trait とか、なんのことかわからなくていい。自分のソースコードの行番号が出ている行だけを探せ。
端末は 24x80 よりも、横を長くする。
gdb のブレークポイントは、名前空間::クラス名::関数名 を指定する必要がある。
main は名前空間に入っていてはいけない。
コンパイラのエラーメッセージは、ぐぐるとわかることが多い。
string は更新できる。
"abc" x 100 繰り返し、ということはできない。作れば、できる、けど。
例外を起こしたソースコードの関数名と行番号を、 python のように backtrace 表示することはできない。作れば、略。
C の関数のごく一部は、 cstdlib にあって、 std::printf のように使えるけど、わざわざそうする利益はない．
std::exit は、(データセグメントに実体があるインスタンスの)デストラクタを実行する。 ::exit はしない。
vector::push_back(const T& x) だけど、T はコピーコンストラクタが呼ばれて、new で複写したものがコンテナに入る。そもそも、参照を、コンテナに入れることはできないらしい。array は、実体が入る。vectorentry.cpp
string, stream は、マルチバイトに対応していない。文字の境界はわからない。i8n.cpp VC++ はどうか知らない。
to_string(stoi("1234")) 整数と文字列の変換。
Object.to_string は無い。シリアライズは、 boost にある。serialize.cpp
Stroustrup 先生の C++ の本を読んでいるが、 あまりに、“resource allocation is initialization” (RAII) の賞賛がうるさいので、Paul E. McKenney さんの批判を紹介しておく。 Is Parallel Programming Hard, And, If So, What Can You Do About It? https://mirrors.edge.kernel.org/pub/linux/kernel/people/paulmck/perfbook/perfbook.html 7.2.4 Scoped Locking 参照。日本語訳も探せばある。
boost すごい。strip==trim, split, startswith, s.replace("a", "b"), インラインフォーマット文字列構築など、python にあって C++ で不便に思っていたことが全部、できる。booststr.cpp datetime 相当の日付計算は、datetime.cpp
テンプレートの関数も、 gdb でブレークポイントをかけたり、シングルステップ実行できる。template.cpp
C++ 名前のマングリングは、 nm --demangle でわかる。
cppcheck, cpplint.py, scan-build from clang-analyzer package
AddressSanitizer https://github.com/google/sanitizers/wiki/AddressSanitizer
clang でビルドしても、 gcc の libc がくっつく。
$ g++ -g -Wall -std=c++1z -O0 vectorentry.cpp $ ls -l a.out -rwxrwxr-x 1 kanda kanda 102500 5月 4 17:26 a.out $ ldd a.out linux-gate.so.1 (0xb7fb3000) libstdc++.so.6 => /lib/libstdc++.so.6 (0xb7e13000) libm.so.6 => /lib/libm.so.6 (0xb7dbc000) libgcc_s.so.1 => /lib/libgcc_s.so.1 (0xb7d9e000) libc.so.6 => /lib/libc.so.6 (0xb7bc4000) /lib/ld-linux.so.2 (0xb7fb5000) $ clang++ -g -Wall -std=c++1z -O0 vectorentry.cpp $ ls -l a.out -rwxrwxr-x 1 kanda kanda 116924 5月 4 17:26 a.out $ ldd a.out linux-gate.so.1 (0xb7eee000) libstdc++.so.6 => /lib/libstdc++.so.6 (0xb7d4e000) libm.so.6 => /lib/libm.so.6 (0xb7cf7000) libgcc_s.so.1 => /lib/libgcc_s.so.1 (0xb7cd9000) libc.so.6 => /lib/libc.so.6 (0xb7aff000) /lib/ld-linux.so.2 (0xb7ef0000)
$ ldd /usr/bin/clang-3.9 linux-gate.so.1 (0xb7f79000) libLLVM-3.9.so => /lib/libLLVM-3.9.so (0xb5494000) ... /usr/lib/libclang* にたくさんあるのは、コンパイラ自身の dll.
$ ls /usr/include/clang ARCMigrate Basic Edit Index Sema これは何？
llvm にも、 libc はあるの？ディストリビューションが決めることなの？
C で書いていた頃、私は、レジスタに入らないデータと、１CPU 命令で終わらない操作を憎んだ。少なくても、そうであるものとないものを区別した。 整数とポインタ以外のものを引数や戻り値に取る関数など書いたことも読んだこともなかった。 C++ は楽だ。裏では、 memcpy, malloc の嵐なのだろうが、これが許されるのは嬉しい。
素晴らしい。私のような初心者に嬉しいアドバイスがたくさんある。 惜しむらくは、ライセンスで、"for your personal or internal business use" ならば自由に複写、翻案してよいとのこと。これ、全然、 MIT でないじゃない。
issue を見ると、訳を公開しても良いみたいなので、ほぼタイトルだけだが、C++ Core Guidelines の日本語訳 を公開する。
なんだこれは？
$ vi vtbl.cpp.002t.class
Vtable for base base::_ZTV4base: 3u entries 0 (int ()(...))0 4 (int ()(...))(& _ZTI4base) 8 (int (*)(...))base::toString
Class base size=20 align=4 base size=20 base align=4 base (0x0xb60c9f18) 0 vptr=((& base::_ZTV4base) + 8u)
Vtable for Derived
Derived::_ZTV7Derived: 3u entries 0 (int ()(...))0 4 (int ()(...))(& _ZTI7Derived) 8 (int (*)(...))Derived::toString
Class Derived size=24 align=4 base size=24 base align=4 Derived (0x0xb5e44bf4) 0 vptr=((& Derived::_ZTV7Derived) + 8u) base (0x0xb5eda118) 0 primary-for Derived (0x0xb5e44bf4)
http://en.cppreference.com/w/cpp/compiler_support - 各コンパイラの標準サポートマトリクス