このリポジトリは、N-Air アプリケーション用のネイティブ依存関係(モジュール)を管理するためのツールです。
このツールは、指定されたリポジトリからネイティブモジュールをダウンロードし、必要に応じて追加ファイルを組み込んで再パッケージングします。
# 依存関係をインストール
npm install
# ビルド実行(モジュールのダウンロードと再パッケージング)
npm run build
基本的に OBS Studio Node (OSN) のバージョン変更時や追加 DLL の更新時に処理してください。
圧縮前にファイルを編集したい場合は、一旦処理した後に以下のコマンドを実行してください:
npm run cache
これにより、temp
ディレクトリに展開したファイルを再ダウンロードせずに圧縮します。
クリーンビルドを行いたい場合は、以下の手順で実行してください:
# distディレクトリを削除
rm -rf dist
# ビルド実行
npm run build
このファイルには、ダウンロードするネイティブモジュールのリポジトリ情報が含まれています。 以下の形式で定義されています:
{
"root": [
{
"name": "モジュール名",
"url": "ダウンロード元のURL",
"archive": "アーカイブファイル名のパターン",
"version": "バージョン番号",
"win64": true/false,
"osx": true/false
},
...
]
}
Streamlabs Desktop の repositories.json ファイルを参照して定期的に更新してください: https://github.com/streamlabs/desktop/blob/master/scripts/repositories.json
このファイルには、ダウンロードしたアーカイブに追加するファイルの情報が含まれています。 以下の形式で定義されています:
{
"モジュール名": {
"suffix": "ファイル名に追加するサフィックス",
"archives": [
{
"sub": "展開先のサブディレクトリパス",
"url": "追加ファイルのダウンロードURL"
},
...
]
},
...
}
-
OSN バージョンが変更された場合、または追加モジュールに変更があった場合は、新しいタグを切ってください
# 例: osn0.y.z というタグを作成する場合 git tag osn0.y.z git push origin osn0.y.z
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GitHub 上でリリースを作成します
- n-air-app/native-depsにアクセス
- 「Draft a new release」ボタンをクリック
- 作成したタグを選択(または新しいタグを作成)
- リリースタイトルと説明文を入力
- 「Publish release」ボタンを押さずに一時保存
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dist
ディレクトリ内のファイル(temp
ディレクトリを除く)をリリースページにアップロードします- 先ほど作成したドラフトリリースページで「Attach binaries by dropping them here or selecting them」エリアに
dist
内のファイルをドラッグ&ドロップするか、クリックして選択します - すべてのバイナリのアップロードが完了したら「Publish release」ボタンをクリックして公開します
- 先ほど作成したドラフトリリースページで「Attach binaries by dropping them here or selecting them」エリアに
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n-air リポジトリの
package.json
の dependencies を更新します- ビルド後のコンソール出力に表示される依存関係の記述をコピー
- n-air プロジェクトの
package.json
の該当箇所を更新 - 例:
"dependencies": { "obs-studio-node": "https://github.com/n-air-app/native-deps/releases/download/osn0.y.z/osn-0.y.z-release-win64_xxxx.tar.gz", // その他の依存関係 }
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必要に応じて n-air プロジェクト側でパッケージを再インストールする
npm ci # または yarn install
- このツールは Windows および macOS 向けにネイティブモジュールをパッケージングします
- 現在のバージョンでは、Windows 64bit 向けのモジュールのみを処理します