Try Kernelはマイコン用の超軽量リアルタイムOSです。リアルタイムOSの極々基本的な機能のみを提供します。 Try Kernelは、CQ出版(株) Interface 2023年7月号の特集「ゼロから作るOS」 に向けて作成し、このリポジトリでメンテしています。 この記事の配布プログラムは以下から入手できます。
https://github.com/ytoyoyama/interface_trykernel
CQ出版(株) Interface 2024年11月号の特集「ゼロから作るマルチコアOS」 で、Try Kernel 2 にバージョンアップしました。
この記事の配布プログラムは以下から入手できます。
https://github.com/ytoyoyama/interface_trykernel_2
サンプルのアプリケーションは各配布プログラムを参照ください。
- RaspberryPy Pico , Pico W
- GNU Arm Embedded GCC
対象H/W向けに全ソースコードをコンパイル、リンクしてください。
以下の各開発環境については、それぞれのブランチを参照してください。
- Eclipse Embedded CDTの場合 project_eclipse
- CMakeの場合 build_cmake
- Makeの場合 build_make
本プログラムはMITライセンスの下でオープンソースとして公開します。著作権および許諾表示を記載すれば、非営利、商用を問わず、使用、改変、複製、再頒布が可能な制限の緩いライセンスですので、本プログラムをOSの自作に活用いただけたらと思います。ライセンスの詳細については、同梱のLICENSEをご参照ください。
ただし、ブートコードの一部でPico C/C++ SDKのオブジェクトコードを利用してますので、それについてはPico C/C++ SDKのライセンスが適用されます。ソースファイルの冒頭に記載したライセンスに従ってください。このライセンスも厳しい制約はありません。該当するファイルは以下です。
boot\boot2.c